TOP > 京都ハンズ 日記 > EPA/FTA推進によるリサイクル率向上
今現在、私の知る限りでは、木くずは有料処分品目であり、再生プラスチックは稀に無料で引き取ってくれるプラントがある程度ですが、関税が廃止されて人件費が日本の1/10~1/5程度のアジア諸国で再生加工されれば、コストの低減により再生材の流通が促進されて、ひいては無料回収あるいは一部買取できる材まで出てくる可能性があります。たとえば、桐などは、日本では昔から衣類の保管に最適な高級材として誓われてきましたが、いまは大型ごみで出すと燃料にしかなりません。うまく販促・広告をかければアジアの多湿地域で人気が出るかもしれません。なんとか、所得補償制度で農業をバックアップしつつ自由化をすすめてもらいたいものです