大相撲の八百長問題は、医療事故訴訟や八場ダム、諫早ギロチン、TPPとレベルは違えど同じような様相を呈してきました。
批判して飯が食えるマスコミは別にして、ピラミッド型に形成されているであろう相撲興業商業にとっては終息が長引けば死活問題です。
丸裸になって民間団体として普通のプロスポーツとしてやり直せといったら、文楽とか講談、浪曲とかのような細々とした伝統芸能になっていくのでしょう。
別府の番長上がりのお相撲さんが、配慮してくれた相手がこける前に、足がもつれてこけかけたので引退を決意したといったエピソードはあんまり聞きたくないものです。
収拾の付かないパンドラの箱をなんとか閉めるよう、迅速な”大岡さばき”を期待したいです。